★プランナーズノート★ -3ページ目

マーケティングリサーチの留意点

僕の考えるマーケティングリサーチの留意点をあげてみます。
そしてその後は、基礎知識としての人間の消費行動について
展開して書いていきたいと思います。

■マーケティングリサーチの留意点

1.仮説なくしてリサーチは成立しない

2.かといって仮説を限定しすぎてはいけない

3.誰でも手に入る2次データ(人口統計など)は
  徹底的に活用し、準備に時間をかける。

4.調査結果には、必然的に自分の思い込みが入ることを
  十分に留意する。

5.足を使って調査する。
 (簡単な方と大変な方が合った場合は大変な方を選択した方がいい)

6.定量調査と定性調査をバランスよく実施する。

7.調査している間は、顧客になりきる。

8.顧客は本当の理由を自分の口では説明できないことを念頭におく。

9.その調査対象者が本当に調査すべきセグメントかよく吟味する。

10.顧客の不満足を知ることを恐れてはいけない。
  (不満の中に心理が現れやすい。)

あげればキリが無いことに気づきました(^^;
さて、いつもの様に次回は各項目をもう少し詳しくご説明していきます。



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顧客のことを深く理解する

あらゆる企業が自社の顧客のことを知りたいと願います。
そして、マーケティングリサーチにお金と時間を投資します。

ただ、「自社の顧客の」というより、
人間の本質的な消費行動についての理解が無いと、
表層的なところを知るに終わってしまう
ケースが多いように
感じます。

もちろん、僕が完璧なマーケティングリサーチを出来るという
ことではありません。むしろ、まだまだ浅い方だと思っています。

ただ、アウトプットの善し悪しにかかわらず、
マーケティングリサーチに望む際の、姿勢であるとか、
留意点というのは経験としてわかってきています。

明日より、
僕の考えるマーケティングリサーチの留意点をあげてみます。
そしてその後は、基礎知識としての人間の消費行動について
展開して書いていきたいと思います。


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サービスが伝説になる時




著者: ベッツィ・A. サンダース, Betsy A. Sanders, 和田 正春
タイトル: サービスが伝説になる時―「顧客満足」はリーダーシップで決まる

ちょっと書籍の紹介が続いておりますが、
ご了承ください。



 本書を読んで
 顧客満足について非常に考えさせられました。

 「サービスが伝説になる時」は米国ノードストローム社
 の伝説と呼ばれたサービスについて書かれた本です。
 8年以上前の本ですが、内容は非常に面白く
 興味深いです。

 ここに書かれていた内容
 サービスは

 素敵なサービス
  ▼
 賞賛されるサービス
  ▼
 神話となるサービス
  ▼
 伝説となるサービス


 といった流れがあるそうです。

 そこにあるのは、
 強いリーダーシップをもったリーダーの
 マインドが社員を動かし、
 機械的でない、柔軟な、真に顧客思考の
 サービスを提供する文化を醸成することが
 賞賛されるサービスを生み出すというものです


 その賞賛されるサービスは、口コミを呼び、
 口コミは語り継がれいずれ伝説になる。

 巷で言われるOne to One、CRMなど、
 どんなにシステマチックに環境を整えても、
 企業が自分たちをちゃんと見てくれないと顧客は不満なんですね。

 一本の企業マインド(企業の理念)がしっかりあり、
 それを達成する為に、ある種の柔軟性をもって
 お客様に対峙していく。
 企業対顧客の間で生まれる顧客満足はその先にしか
 無いのかもしれませんね。
 どこまでいっても本当のサービスは現場でしか起こらない
 というジレンマがあります。


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創造的な会議をする方法



著者: トム・ケリー, Tom Kelley, ジョナサン・リットマン, Jonathan Littman, 鈴木 主税, 秀岡 尚子
タイトル: 発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

ブレーンストーミングは創造的なアイデアを出す為の会議手法です。
一人で出すのではなく、複数人でアイデアを出し合うことで、その
相乗効果を狙います。その本質は、失敗例から学ぶことができます。
失敗とは、「いいアイデアが出なかった。」ということになります。

本書でブレーンストーミングを台無しにする6つの落とし穴をあげ
ています。

■ブレインストーミングを台無しにする6つの落とし穴

1.上司が最初に発言する

2.全員にかならず順番がまわってくる

3.エキスパート以外立入禁止

4.社外で行う

5.ばかげたものを否定する

6.全てを書き留める


アイデアを出すには「楽しいキモチ」が大切であることがわかります。
それに加え、一見「ばかげている!」と思うようなアイデアも全て
受け入れて、あらゆる可能性を前向きに探索することが大切になります。
そして、出きるだけみんながニュートラルな状態で発言できるよう、
環境にもこだわる必要がありそうです。

アイデアを出しやすくする為のヒントも掲載されていたので紹介いたし
ます。

■種まきの7つのヒント

1.雑誌の購読とネットサーフィン
アイデアの浅瀬を動き回る

2.映画監督になる
  監督の視点で世の中の小さなシーンを観察

3.一般公開する

4.様々な主張に耳を傾ける

5.アウトサイダーを雇う

6.違う人間になってみる
典型的な人物をいくつか想定

7.二種類以上の仕事が出来るように訓練する



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ブレーンストーミング成功のポイント



著者: トム・ケリー, Tom Kelley, ジョナサン・リットマン, Jonathan Littman, 鈴木 主税, 秀岡 尚子
タイトル: 発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法


ブレーンストーミングをしたことある方は多いと思うのですが、
従来の会議的に終わってしまった経験をお持ちの方も多いと思います。
真に創造的な会議にするために、
本書からブレーンストーミング成功のポイントを抽出します。


1.焦点を明確にする
  参加者がより深く取組めるテーマ、
  しかも実現可能なソリューションを限定しないテーマ

2.遊び心のあるルール
  ・量を狙え
  ・思い切ったアイデアをどんどん出そう
  ・目に見えるように表現しよう

3.アイデアを数える
  ・ブレインストーミングの前や最中に参加者を刺激する
  ・自分がどこにいるかを見失わずに、アイデアからアイデア
   へ移動する為のすばらしい方法になる。

4.力を蓄積しジャンプする
  力のカーブの次の段階に進んで、エネルギーを持続させる

5.場所は記憶を呼び覚ます
  アイデアの流れを何かに書き留めて、全員に見えるようにする

6.精神の筋肉をストレッチする
  テンポの速い言葉遊びなどをして、心を白紙にする

7.身体を使う
  すぐれたブレインストーミングは非常に視覚的である

明日は、本書よりブレーンストーミング、
の本質的なところに迫ってみます。


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元気出していこう!新潟

いつもお世話になっている小島さんのブログで紹介されていました、
新潟県の公式ホームページが実施している「元気出していこう!新潟」という
新潟を皆さんで応援しよう!という取組みです。



ブログという情報発信ツールを使って個人が出きること。

このようなロゴを貼る行為も、とても価値のある行動だと思います。
皆様も是非、ご自身のブログに貼っていただけませんでしょうか?

画像をダウンロードするだけしか提供していませんので、
ブログへの貼り付け方がわからないという方もいらっしゃると思います。
少しでも多くの方が貼り付けられる様に、
僕のブログに使用しているバナーのタグを記載しておきます。
コピー&ペーストをしてご自由にお使いください。

--<ここから>

<a href="http://www.pref.niigata.jp/content/jishin/jishin_1.html" target="_blank" ><img src="http://ameblo.jp/user_images/24/71/10000309437.jpg" ></a>

--<ここまで>


こんな風に表示されます。

マーケティングの4Pと4C (2)

4Pの要素と4Cとの関係性を見ていってみましょう。

●Product(製品戦略)
品質、ラインナップ、ブランド名、サービス、保証体制、
パッケージデザインといったものがあります。
近年ではパッケージ(Packaging)を切り離して5Pとする場合もあります。
商品パッケージというのは商品を引き立たせ、魅力的に見せる、
消費者が購買を決定するその瞬間に触れるものですから、
大切な要素となります。
 →Customer Value(価値)

●Price(価格戦略)
標準価格、割引、値引き、支払期限、信用取引条件
といった要素があります。
ここでは、企業側としてはどのくらいの価格設定をすれば、
ブランドイメージを壊さないか?たくさんの方に買っていただきたい。
というところのバランスで考えるべきポイントです。
 →Cost(コスト)

●Place(流通戦略)
チャネル、流通範囲、品揃え、場所、在庫、輸送、といった要素があります。
どのような流通経路を使ってお客様に商品を届けるのが最適か?
BtoCの場合はアスクルなんかがおもいあたります。
BtoBの場合はセブンイレブンなどがすごいのでしょうね。
ブランド商品を扱っている場合は、注意が必要で、
流通しすぎるとブランド価値は下がっていきます。
流通は時には制限することも必要なのです。
 →Convenience(利便性)

●Promotion(プロモーション戦略)
広報(PR)、広告(AD)、販売促進(SP)、人的販売といった要素があります。
プロモーションというとどうしてもPUSHの印象がありますが、
近年では口コミなどに代表されるコミュニケーションを重要視することも
多くなってきました。
 →Communication(コミュニケーション)

これらのマーケティングの4Pという考え方は、
「マーケティングミックス」という名前がつけられています。
PromotionだけやPriceだけでなく、全ての要素が複合的に
関連しあって顧客への価値を提供するという考え方です。

そしてそのそれぞれの要素に対して、
コインの裏表のように顧客の視点で捉えなおしたものが
マーケティングの4Cと言われているものです。

物を売るということは、企業が売りたい価値と、
顧客が望んでいる価値のバランスであることがよくわかります。





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マーケティングの4Pと4C

当たり前のこと、基礎的なことほどおろそかにしてはいけない
と考えています。迷った時や、行き詰った時、基礎に立ち返り
もう一度考え直すことが大切ですね。

「マーケティングの4P」とか言うと「当たり前の話しすぎる」
とのお声が聞こえてきそうですが、復習の意味もかねてどうぞ
お付き合いください。

早速ですが、マーケティングの4Pって言えますか?

Product(製品)
Price(価格)
Place(流通)
Promotion(プロモーション)


です。これはE・J・マッカーシーという方の発案したもので、
マーケットリサーチなどを通じてターゲッティングした顧客層
http://seig.gozaru.jp/note5.htm 参照)に対して、
商品を売る際に、コントロールすべきポイントです。
これは「売り手の発想」ということになります。

逆にマーケティングの4Cというのもご存知だと思います。
これは「買い手の発想」となります。

4Cは言えるでしょうか?

Customer Value(価値)
Cost(コスト)
Communication(コミュニケーション)
Convenience(利便性)


となります。

売り手側から見た4Pが買い手側から見た4Cと
合致している必要があります。


明日は、もう少し詳しく見ていってみたいと思います。


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自社のブランドイメージを知る

自社やその製品のブランドイメージを
知るにはいくつかの方法があると思います。

そのひとつの手段としては、
自社の製品を購入した方、
または興味を持ってくださった方に
どのような印象を持っているのかを
聞いてみるのもひとつの手です。

以下に40のキーワードをあげてみます。
これらを聞けば、自社の顧客のイメージするブランドとのつながりが
ある程度の方向性ですが見えてくると思います。


質問:あなたの考える「この製品」にぴったりのイメージはどれですか?
1.上品な
2.品質の良い
3.おしゃれな
4.スポーティな
5.気軽な
6.ナチュラルな
7.さわやかな
8.個性的な
9.都会的な
10.親しみのある
11.クリアな
12.純粋な
13.かわいい
14.楽しい
15.カジュアルな
16.大胆な
17.贅沢な
18.豪華な
19.ワイルドな
20.味わい深い
21.古典的な
22.伝統的な
23.気高い
24.ダンディな
25.フォーマルな
26.シャープな
27.モダンな
28.理性的な
29.気高い
30.冷静な
31.モダンな
32.和風の
33.静かな
34.粋な
35.スマートな
36.しゃれた
37.自然な
38.ロマンチックな
39.家庭的な
40.ナチュラルな



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【スペシャルコンテンツ】ポストモダンマーケティング

昨日までで一通り、
書籍「ポストモダンマーケティング」の
レビューを終了しました。

小出しに長期にわたりお伝えしていったので、
もどかしかった方も多かったのではと思っています。
そこで、
今回、スペシャルコンテンツをご用意しました。

ポストモダンマーケティングのレビューを
14ページにわたりPDFにまとめなおしました。


是非、お読みになっていただければと思います。

また、もしよろしければ、
このレポートが参考になりそうな方に転送いただけたらうれしいです(^^)


スペシャルコンテンツはこちらです!↓
>>スペシャルコンテンツ

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只今、「マーケティング・経営ジャンル」で21位!「企業・独立ジャンル」で75位!となっております。
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